９月１４日（火）に鹿沼市役所保健福祉部高齢福祉課の職員対象で『「終活」今やっておくと良い事』という終活セミナーを行ってまいりました。

今まで地域包括支援センターや葬儀社様にて、一般のお客様対象でのセミナーを毎年行ってきましたが、行政職員対象のセミナーは初めてということで、私たちも改めて内容の検討をする機会にもなりました。

緊急事態宣言中ということもあり、他所でのセミナーも続々中止となる中、鹿沼市におかれましては対象者を絞って感染対策を施しての開催となりました。開催に向けてご尽力いただいた高齢福祉課の職員の方々には感謝申し上げます。

【高齢福祉課寺内主査のご挨拶】

【当センター小高所長の挨拶】

内容としましては、終活全般のご紹介や相続手続きの流れの説明です。実際に当センターに相談のあった事例の寸劇を交えながらご説明いたしました。

【寸劇にて事例解説】

【全般的な終活・相続の流れの解説】

市役所職員の方は、市民の方々の一番身近な存在であるため、どんなことでも相談される立場にあるかと思います。一つ一つの事例に専門的知識はなくとも、相談された時に「○○に相談するといいよ」「○○を準備したらどうかな」と一言お声がけするだけで市民の方々も安心されることもあるでしょう。

セミナー中は皆さん熱心にメモをとりながら、深く頷きながら聴いておられ、実際にこういう相談があったんだなと感じる場面もありました。

また、終了後まで具体的な質問もいくつか頂きまして、終活・相続問題が身近にあるということも改めて把握することができました。資料もたくさんお持ちいただき、参加できなかった職員の方にも情報共有したいとのことでした。

当センターにもお電話やホームページでの問い合わせが増えているとともに、葬儀社様などからのお客様のご紹介も増えてきております。私たちで詳細をヒヤリングいたしまして、適宜専門家の先生へのご紹介も行っておりますので、どこに相談したらいいかわからない…という内容でもお気軽にご相談いただければと思います。

そして、今回のように行政の方々へも私たちでご協力できることがあればセミナーの開催等実施していく予定でございます。個別案件の相談以外でも、セミナーを受講することにより終活・相続について知る機会を得てください。こちらもご相談お待ちいたしております。