１２月１４日に宇都宮市の奈坪地域包括支援センターにて「いまやっておくと良いこと～生前整理の進め方～」という題目でセミナーを開催いたしました。

今回は、包括センターの事業である「家族介護教室」の一環で関心の高い終活に関する内容でご依頼をいただきました。２年連続でのご依頼ありがとうございます！

「家族介護教室」は、各地域の包括支援センターにて定期的に行われているので、家族を介護している方にとってはなじみがある事業かもしれません。介護する上での知識を身に着けたり、悩みを共有されたり、情報交換したりと、地元で気軽に参加できる場所なので、ご興味ある方はお近くの包括センターに問い合わせしてみることをお勧めします。

昨年に引き続き、感染対策しつつで定員は少なめとはいえ、用意した席はほぼ満席での開催となりました。

　　

まずは包括支援センターの職員の方にご挨拶頂き、当センター所長の小高よりセンターのご案内を致しました。

そして、「生前整理のために今できること」ということで、遺言書や生前贈与などの解説をした後、日頃より当センターと連携して相続手続きを行っている「優リーガルオフィス（壬生町）」の小泉先生より「家族信託・成年後見制度」について詳しく解説していただきました。

　

家族信託は正式には民事信託と言われており…とここでお話しすると長くなってしまうので、またの機会に。興味ある方はご相談ください。

各種制度の解説の後は、当センターのセミナーといえば！という事例を交えた寸劇を披露…毎回思うのですが、この寸劇がセミナーの中で皆さんが一番「うんうん、あるある！」と大きく頷きながら聞いていただいている印象があります。

休憩時間やセミナー終了後は、展示コーナーに準備した資料をお持ちいただいたり、質問もたくさん受け付けることが出来ました。皆さんの関心の高さが伺えました。

　

年末年始はご家族が集まる貴重な機会です。「そういえば相続手続きが進んでいない」という相談が増える時期でもあります。ご家族で集まった折に、相続の手続きを進めることももちろんですが、相続なんて今はまだ関係ないこと…ということではなく、今後の終活対策に関してもじっくり話してみてはいかがでしょうか。

当センターでは必要に応じて連携している各士業（弁護士・司法書士・税理士など）にも対応して、相談業務を実施しております。まずはメールやお電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。