2021年5月8日
【相談員】ファイナンシャル・プランニング技能士を取得しました
当センターでは、相続時の支援だけでなく、いわゆる「終活」に関してもご支援を致しております。
メディアでも特集を組まれたりと取り扱われることが増えたせいか、生前贈与や遺言書に関しては積極的に取り組まれる方が増えてきた印象があります。
私たちのご支援する内容も多岐にわたっており、少しでもお力になれることが増やせればと、このたびファイナンシャル・プランニング技能士を取得いたしました。一般的にファイナンシャル・プランナー(FP)と呼ばれている資格です。
どのような知識を認定していただける資格なのかというと、「顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談の技能」(ウィキペディアより)ということです。ですから、銀行員や保険外交員の方など、様々な職種の方が取得されているのも納得です。
私はもちろんセンターでの終活支援のためにと思い勉強を始めたわけですが、その中で思ったことは、「終活」というのはとてもおおげさかもしれませんが、生まれた時から始まっているのだなと。
幼稚園の頃から「今月の目標」「夏休みの計画」などと目標や計画を立てることを少しずつ経験しており…いやいや、幼稚園に入るところから「○○幼稚園に合格する!」と目標をもって受験を経験した方もいるでしょう。
どのくらい意識して将来を見据えていたかの個人差はあれど、このくらいお給料が欲しいとかこんな仕事をしたいと全く何も思わずに生活している方はいないのでは?
そしてどんな人生を送ろうとも貨幣経済の社会で生活する上では「お金」の問題は避けて通ることはできません。お金がなければ夢を実現するどころか生活すら危うくなりますから。
人生を送るということ自体が、「終活」なんですよね。何にお金を使うか…結婚して家族をもって…というのも人生であれば、稼いだお給料をすべて自分の趣味に使うのも人生…その中で、皆さんよりも少し専門的な知識を持って、よりよい人生を送るための「資産の貯蓄・投資等のプランの立案・相談」をさせて頂くのがFPの役割なのだなと感じているところです。
いわゆる「終活」といいますと、ある程度の年齢になってから資産をどう残して承継するかというところだけに着目しがちですが、年齢に関係なく日ごろから少しだけでも「お金」のことに(稼ぐとか使うとかだけのことではなく)目を向けて生活してみると、充実した人生を送れるのではないかと思いました。
全く専門的な話ではなく恐縮ですが、何の準備もなく、「いざ相続!」となると困ってしまうことがあるのも事実。だからこそ「終活ブーム」もあるわけですが、気負って取り組むことではなく、普段の生活から身の回りの専門家などのお知恵を拝借しながら充実した人生を送るためのご支援が出来たらいいなと思っております。
もちろん、当センターではセンター職員で対応するだけではなく、提携している各専門家の先生へのご紹介も行っております。どんな専門家の方へ相談したらいいだろうかという悩みもあると思いますので、お気軽にお越しいただきご相談くださいませ。
相続手続支援センター・宇都宮
相談員(ファイナンシャル・プランナー、相続手続カウンセラー)
齊藤 加居
Category: 相談員